こんにちは。
ベースボールバイブルの東です。
こんなコラムがありました。
↓↓↓
打率は.250、20本塁打の選手は翌年何を伸ばすべき? 落合GMが重視する”自己分析力”【横尾弘一の野球のミカタ】(ベースボールチャンネル)
これはなかなか考えさせられるコラムですね。
130試合に出場して、
打率.250
本塁打20
打点75
この成績でシーズンを終えたら、次の年に向けてどんな取り組みをするのか?
落合氏は本塁打を増やそうとするべきだ。
と。
けど、大抵の選手は打率を上げようとする。
で、多くの選手は打率を上げるためにバッティングに変化を加え…
打率.280
本塁打8
打点40
こういう選手になっていく。
と。
で、その成績に何かがおかしいと感じ始め…
以前の感覚に戻そうとするんだけども、そのせいで泥沼にはまり20本塁打75打点が自己最高の成績で引退していってしまうんだ。
と。
確かにありそうな話ですね。
で、その原因を落合氏はこう言っているそうです。
「少年野球に始まり、プロの世界まで、日本の指導者はどうしても長所を伸ばすより、欠点を直す方向になってしまう。少しでもバランスのいい選手になってほしいという親心だろうし、チームとして勝たなければならないという状況もあるでしょう。だからこそ、なるべく選手本人が自分の長所はどこで、どんな選手なのかを知るべき。それがプロで成長する道であり、プロの扉を開ける道でもあるんだから」
で、ここからが面白いんですが…
こんなことがあったそうです。
今年の社会人野球の大会を視察している時、ある中心打者が1点追う試合中盤の無死二塁で打席に立った場面。この打者は、緩い変化球を左中間へ長打にするパンチ力と、威力のあるストレートを右方向に低い弾道で打ち返す技術を持っていた。結果は、緩い変化球を引っ張っていい当たりのレフトライナーだった。落合はこう言った。
「今のカーブは低めに来ていて、打っても打球は上がらない。相手バッテリーだって、彼のデータは頭に入っているはずだから、余程の投げ損ないじゃない限り、彼の待っているコースのカーブは来ない。ならば、やや差し込まれても右方向に打てるストレートを狙い、最低でも一、二塁間へのゴロで走者を進めるべきでしょう。それでワンアウト三塁にすれば、まず同点のチャンスは広がるんだから。要するに、チームを勝たせるバッティングができていない。だから、私は必要としません。そういう意味でも、自分がどんな選手なのかを知るべきでしょう」
この話は深いですよね。
自分を知って、自分の長所を伸ばせばいい。
ただ、プロ野球選手として活躍するためには…
「自分を知っているのは当たり前で、自分を知っているからこそ、自分への攻め方もしっかり読めて、その攻め方に対して最善の対策が打てる」
このレベルまでいかないとダメなんだと。
いや、深いです!
いいですね〜
まあ、とにかくは自分の能力をそのレベルまで高めないと話になりませんが…
非常に参考になるお話しだと思います。
ぜひ、このコラムを読んでみてください。
↓↓↓
打率は.250、20本塁打の選手は翌年何を伸ばすべき? 落合GMが重視する”自己分析力”【横尾弘一の野球のミカタ】(ベースボールチャンネル)
まあ、参考まで。
では、また。
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