こんにちは。
ベースボールバイブルの東です。
今日、こんな記事を目にしました。
【巨人】片岡コーチ、休日返上のドラ3菊田&ドラ5山瀬に太鼓判「他の選手より一歩抜けた」
巨人の片岡治大ファーム内野守備走塁コーチ(36)が、休日返上で自主トレに訪れたドラフト3位・菊田拡和内野手(18)と同5位・山瀬慎之助捕手(18)の新人コンビに太鼓判を押した。「他の選手より一歩抜けた」と評価し、2人の意欲的な姿勢を買った。
新人合同自主トレがオフのG球場。朝から姿を見せた新人コンビは約1時間半、打撃練習に取り組んだ。片岡コーチは「そういう姿勢がいいプレーを生む」と頼もしそうに見守った。
こういう記事を見ると、個人的にはあまり良い傾向ではないなと感じてしまいます。どこかに休日を返上することが意識の高さだという思い込みがあるのではないか、と…。休むことがいけないことなのだ、と…。
まあ、もちろん片岡コーチの本心はわかりませんが、この記事を見た他の選手たちは今後休みにくくなるだろうなと思うわけです。
ただ、秋季キャンプ中にはこんな記事も見たんですよね。
巨人・元木ヘッド 休日返上アピール根絶だ
異例のお達しだ。巨人・元木大介ヘッドコーチ(47)が宮崎での秋季キャンプでさらなる新機軸を打ち出している。今度はキャンプ休養日に選手たちが球場を利用して自主練習を行う、いわゆる「休日返上」を全面的に禁止にしたのだ。疲労回復を徹底させることがメインの目的ではあるが、意外な理由も…。新ルールには若きG戦士たちからも歓迎の声が上がり、その存在感は日増しに高まっている。
(中略)
猛練習に耐える若手たちも、この“元木ルール”を大歓迎。山本は「毎日、集中して力を出し切って練習ができています。(休日返上して)ケガしてもしょうがない」と言い、代走の切り札として名を上げた増田大も「(休前日は)下半身にきていました。動いていると(疲労が)取れない部分がある。勉強になりました」と頭を下げた。また別の若手からは「決まりができて『誰かが休日返上するんじゃないか? 俺も行った方が…』みたいな変な気持ちはなくなりました」とも…。
鍛錬の場もアピールする場もすべてはグラウンド内。それ以外では一切受け付けない。今後も元木ヘッドの鋭い眼光がヤングGたちに突き刺さる。
個人的には休日を返上することが善で、休むことが悪という風潮だけはなくなってほしいなと思いますし、休むべき時はしっかりと休める環境が当たり前のようにある野球界であってほしいなと思います。
まあ、参考まで。
では、また。
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