こんにちは。
ベースボールバイブルの東です。
あの宮本慎也氏が坂本勇人選手の守備についてこんなことを言っていたようです。
宮本慎也氏がみた巨人・坂本の守備力
宮本氏と今季2年ぶりにショートのポジションでゴールデングラブ賞を受賞した坂本は、2012年に合同自主トレを行った間柄。宮本氏は2012年当時から坂本の守備が伸びた点について「(自主トレにきた時は)キャッチボールが良くなかったんです。おそらくキャッチボールを丁寧にやりだしたんだと思います」と分析する。
続けて宮本氏は「僕は全てがキャッチボールにつまっていると思っている。肩慣らしでキャッチボールするのか、真剣に汗が出るくらいキャッチボールするのかで変わってくる。坂本くんの場合は、意識してずっとやって身についていったんだと思います。」
もちろんこれだけではないのは百も承知ですが、キャッチボールの意識を変えることで守備が変わるのは間違いないと思います。そして、このキャッチボールというのは守備だけではなくバッティングも変えてくれると私自身は思っているんですね。
そういえば2016年のシーズンが始まる前に私はこんなことを書きました。
すごいペースで上達しているジャイアンツ・坂本勇人選手!
今、坂本選手のバッティングに物足りなさを感じている人もいるかもしれませんが…
そりゃあ、これだけ守備と向き合ってたらバッティングと向き合う時間が少なくなっちゃうんです。
そもそも日本ではどう考えてもバッティングより守備の方が大事なんですから。
プロで何十年も生きていこうと思っている坂本選手としては、ここは避けては通れない道なわけですよ。
だから、ここら辺でもう一度予言しておきましょうか。
近い将来、確実に素晴らしいバッターになります!
守備の安定っていうのは確実にバッティングに良い影響を与えてくれますから。
逆に、
守備のストレスっていうのは確実にバッティングに悪影響を及ぼしますんでね。
まあ、楽しみにしておいてください。
そして、2016年以降の打撃成績はこの通りです。
要するに、少し大袈裟に言ってしまうと…
キャッチボールの意識を変えれば守備もバッティングも向上するということです。
ただ、残念ながら高い意識でキャッチボールをしている選手というのはなかなかいないですね。これだけ情報が増えてきてもキャッチボールの質は低い選手がほとんです。いや、もしかすると情報が増えすぎてやりたいことが沢山あるためにキャッチボールを疎かにしてしまっているのかもしれません…
でも、良い選手というのはキャッチボールを見ただけでわかるということくらいは覚えておいて欲しいなと思います。
どれだけ高度なドリルがこなせても、捕り方や投げ方を見ればその選手がどれくらいのレベルの選手なのかはわかってしまうんですね。そしてそれはキャッチボールでこそ磨けるものだと覚えておいてください。
ぜひ、高い意識でキャッチボールをしている選手が増えてくれることを願っています。
では、また。
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