こんにちは。
ベースボールバイブルの東です。
今シーズン、こんなプレーがありました。
このプレーについての私の考えはコチラの記事に書かせていただいたんですが…
先日、井端氏がこのプレーについての考え方を書かれていましたので紹介させていただきます。
一塁帰塁で菊池涼介はどうすればよかった?/元中日・井端弘和に聞く
読者からの質問にプロフェッショナルが答える「ベースボールゼミナール」。今回は走塁編。回答者は現役時代、たびたび好走塁を披露した元中日ほかの井端弘和氏だ。
Q.5月4日の広島対巨人(マツダ広島)で、起こったプレーについて質問です。1回裏一死(無走者)、菊池涼介選手はショートゴロを打ち、一塁に走りましたが、これをさばいた坂本勇人選手の送球が高く逸れたため、ファーストの中島宏之選手がジャンプ、ベースから足が離れました。一塁ベースを踏んだ菊池選手は、中島選手との衝突を避けようとして、フェアグラウンド側に倒れ込み、一塁に戻ろうとして頭から戻りましたがタッチされ、アウトと判定されました。この場合、走者はどうすればよかったのですか。(埼玉県・29歳)
A.起き上がり、何事もなかったように帰塁すればよかった。頭からベースに戻る行為が紛らわしく「=進塁の意思」に
まあ、詳しいお話はコチラをご覧いただくとして…。
まさにおっしゃる通りだと思います。
ですから、菊池選手と同じような状況になったとしたら『落ち着いてゆっくり』ベースに帰ってください^^
まあ、ちょっと状況は違うんですが、このアルトゥーベ選手の走塁を見てください。
この時、アルトゥーベ選手は一瞬ですが確実に二塁へ進塁しようとする意思を見せています。
ですから、ルールを知っているアルトゥーベ選手は「ここから急いで帰ったらヤバい…」と思ったんですね。なので、わざとらしく疲れたフリをしてベースに帰るのを遅らせます。要するに「俺は二塁に進塁しようとはしてないよ」ってこっそりアピールしているわけです。ただ、塁審は気づいてますけどね^^;
ところが残念なことに選手が気づいていないんですよ。
これ、バックアップしたのは小林選手ですかね?(違ったらすみません)この時、小林選手がアルトゥーベ選手にタッグしたらアルトゥーベ選手はアウトなんです。しかも、それは塁審も分かっています。だからアルトゥーベ選手のことを見てますよね。ところが日本の野球選手ってこういうルールを意外と知りません。多くの野球選手はなぜかはわかりませんが走者がファールゾーンにいたら安全(アウトにならない)だと思っているのではないでしょうか?
この時の塁審の心境を想像すると面白いですよね。
「あれ?タッグしたらアウトやのに…。気づいてないのかな?もったいないな〜」って。
まあ、でもこれはある意味ではアルトゥーベ選手が賢いんですよね。
『落ち着いてゆっくり』ベースに帰ることで相手を騙したわけです。
ですから、日本の選手もこういうズル賢さを身につけてほしいなと思います。
まあ、参考まで。
では、また。
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