バッティング

バッティングの指導は真に受けてはいけない?

こんにちは。
ベースボールバイブルの東です。

落合氏の発言で面白い発言がありましたので紹介させていただきます。

落合氏はこの日放送された中日応援番組「サンデードラゴンズ」(CBC)にVTR出演。ルーキーの根尾昂内野手(19)について「まだ1年目だよ。打てるわけねえわ、あのバッティングで。ちょこっと見たけどこの子は打てないと思った。現状では」と厳しい分析を披露。

さらに「ただひとつ言えることは教えてくれる人のことは真に受けないということだね。守備は教わっていい。バッティングだけは真に受けないこと。潰れていった選手を何人も見てきてるから。たいていが自分のいいところをみんななくして潰れていってる。教える人はそんなこと考えてないから。(打撃に関しては)自分で見つけりゃいいんじゃない」と根尾が指導を受ける際の注意喚起を行った。

中日を惑わす落合氏の「根尾は打てない」発言|東スポWeb

もう5年以上前に紹介したお話なんですが、落合氏も入団当時はバッティングの指導をされることに悩んでいたんですよね。確か、この本の中に書かれていたと思うんですが…

落合博満の超野球学〈1〉バッティングの理屈

落合氏は、ロッテに入団後、当時の山内監督の打撃指導を拒否したそうです。そのため、自分で自分のバッティングを作っていかなければいけなかった。ただ、ちょっと前までアマチュア選手だった自分にはプロの技術というのが分からない。そこで手本になる選手を捜したそうです。そして実際に参考にしたのが土肥健二さんや加藤栄司さん。そうやって、他の選手の技術を盗みながら落合氏は自分自身のバッティングを作り上げていったそうです。

さらにこの話には続きがあって、本にはこんなことも書かれているんです。

私は、3度の三冠王という実績を残すことができた。自分でいうのも気恥ずかしいが、打者の頂点に立ったのである。しかし、ここで学ぶべきことがなくなったわけではない。中日に移籍したあとの1991年、開幕直後に右足ふくらはぎに肉離れを起こした時に、一軍登録を抹消されたことがあった。まずは治療に専念し、調整のためにファームで練習することになったのだ。

プロ入り2年目以来、久しぶりのファームであったが、一軍を目指して必死にレベルアップを図る若手を見ていると、技術的にいいものを持っている選手が多いことを再確認させられた。自分のバッティングに採り入れたいと感じるものがあったことも事実である。

(中略)

プロで一流と呼ばれたからといって、ファームの選手から学ぶことは何もないとはいえない。このように、自分の技量を高めていく上では“技術を学び、盗む目”が、すなわち“ほかの選手を見る目”が重要なのである。そして、いい技術だけが学ぶ対象になるとは限らない。

落合博満の超野球学〈1〉バッティングの理屈

こうやってコツコツとバッティングを作り上げていった落合氏のお話。ぜひ、参考にしてみてください。

では、また。

 

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