バッティング

高校時代にホームランを打ったことなかった選手が選んだ道とは?

こんにちは。
ベースボールバイブルの東です。

あの門田博光氏が面白いことを言っていましたので紹介させていただきます。

どの時代にも打者心理を優位にする球場がある。一時はセ・リーグの球場がパ・リーグに比べて狭いとされてきたが、今は大きな差がない印象だ。ホームランが出やすい傾向は打者にとっては喜ばしいことだと思うのだが、門田は別の見方を口にした。

「球場が小さくなると、徐々にそのサイズに合わせたバッティングになっていく怖さがある。(球場が)小さくなった年は精神的にも楽になって、ええ数字が出ると思うけど、問題はそのあとや。人間はすぐ環境に慣れてしまいよるから、『これくらいでも入るんや』というバッティングになってしまうと、力自体が落ちていく可能性がある。だから小さくなって2年目以降にどういうバッティングになっていくか、ということや」

打者・門田ならどう考えるのか。

「現役の頃は、とにかくどの球場に行っても場外へ打ち込んだろうと思ってやっていた。誰よりも遠く、それも低い弾道で飛ばす。見ている相手チームのファンから『すごいな!』という声を聞きたいと思っていたんや。ホームランでも完璧な打球を常に求めていたから、40歳で44本塁打(1988年)とかもあったんやろう」

ルール的にはフェンスを超えればホームラン。しかし、門田のなかにあるホームランはそうではなかった。

「41歳での33本塁打の時も、自分からすれば打ち損ないばかり。格好悪いと思って、いつも下を向いてダイヤモンドを一周しとった。でも、それまでに『もっと飛ばしたい』『場外や!』ってやってきたから、飛ばんようになってもまだフェンスの向こうに打つことができた。だから現役の選手に言いたいのは、今の球場にサイズに合わせとったら、1、2年はよくても、すぐに下降線になるぞ、という話や」

ホームランラッシュの傾向はまだまだ続くだろう。しかしそれに浮かれていては、数年後、自分の思い描くバッティングができなくなるかもしれない。いくら球場が狭くなり、ボールが飛びやすくなったとしても、常に求めるのは「完璧な当たりでのホームラン」である。数々の記録を残してきた伝説のホームランアーチストの言葉は重い。

門田博光が本塁打増に持論。「打撃を球場サイズに合わせたらあかん」|集英社 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva

まあ、ホームランに対する考え方はいろいろあると思います。もちろん「フェンスを越えればホームランなんだから…」という考え方もあるでしょう。

ただ、私が門田氏のこの言葉を紹介したのは門田氏が高校時代にホームランを打っていないバッターだからなんですね。高校通算0本塁打の選手がNPBで567本のホームランを打てたのは、この思考があったからなのかなと思うわけです。

よく考えてみると…

他の高校通算0本塁打の偉大な選手といえば小笠原道大選手なんですが小笠原氏も確かにNPBではフルスイングをする選手でしたね。

あっ!

一説によると掛布雅之氏も高校時代はホームランを打ったことがなかったみたいですよ。

ですから、高校時代にホームランを打ったことがなかったとしても気にする必要はありません。常に門田氏の思考でチャレンジしていればその才能が開花することがあるかもしれませんからね。でも、諦めてしまったらその才能が開花することはないでしょう。

ただ、難しいのは…

「いち野球選手としてホームランを諦めることも別に悪いことではない」ということなんですよね。

まあ、どんな選手になることを選択するのかはあなたの自由ですので、しっかりと自分の将来をイメージして日々の練習に励んでもらえればと思います。

まあ、参考まで。

では、また。

 

 

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コメント

    • シゲ
    • 2019年 6月 03日

    確か新庄選手がバリーボンズにどうやったらそんなにホームランが打てるんだ?と聞いた時に「頭の中で2面の球場を思い浮かべて奥の球場のスタンドに入れるつもりで打っている。そうすれば感覚的に内野フライでもホームランだろ」みたいな話をしたとか。その話と通じる部分があるのかなと思いました。

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