こんにちは。
ベースボールバイブルの東です。
さすがの石井琢朗コーチです。
コーチとして行けばチームが強くなる。スゴいコーチだということはお分かりになっていると思うんですが…
こんな記事がありました。
ヤクルト石井琢朗コーチの珍練習再び。
ボールではなくバットが飛んだヤクルトの春季キャンプ(沖縄・浦添市)が2月25日に終了した。練習は長く厳しかったが、内容の濃さに時間を忘れてしまうほど充実していた。そのなかでも、とくに引き込まれたのが早出練習での”バット投げ”だった。
スイングしたバットを遠くへ放り投げる”バット投げ”は、じつにシンプルな練習だが、その風景から連想されるホームランを打つことを目指しているわけではない。
「体幹を使ったなかでのスイングを体に覚えてもらいたいと思って始めました。バッティングはボディーバランスが重要であり、バット投げはその一環で、言ってみればバッティングをするための予備運動です」
石井琢朗打撃コーチは”バット投げ”の意図についてそう説明してくれた。石井コーチは、これまでも前頭葉を鍛える”暗算ティー”や、体幹と再現性をつくる”サンドバッグ&メトロノーム”など、ユニークなメニューをいくつも考案してきた。
「バットを高く遠くへ飛ばすために必要なのは体幹です。でも、この練習で一番大事なことはバットを真っすぐ飛ばすこと。そのためにはスイング軌道と腕の使い方をしっかりしないといけない。とくに、うしろの腕の使い方ですね。前の手をしっかりとリードして、力を入れすぎずに、ヒジは内側から出す。よく、インパクトの時に手首をこねたりする選手がいますが、そうなるとボールは真っすぐ飛びません。極端に言えば、バッティングとはトップの位置からインパクトまでなんです。つまり、インパクト以降は力を入れる必要はありません。バット投げでそこを身につけてほしい」
そういえば秋季キャンプや春季キャンプ中にこんな動画がアップされて、これをバカにするツイートがチラホラと目につきましたが…
【2019 浦添 #春季キャンプ】
早朝スイング☀️⚾️😁#swallows pic.twitter.com/77cn8ZNwe4— 東京ヤクルトスワローズ公式 (@swallowspr) 2019年2月2日
私は正直、「わかってねぇ〜な〜」と思いながら見ていました^^
まあ、誰でも分かると思いますが、このスイングでバットを遠くに投げることはできません。
バットを遠くに投げる時の投げ方は誰でも想像できると思います。
それ(バットに遠くに投げる練習)もやりながら…、壁際でもスイングする。
これ、要するにいろんなバットの出し方を練習しているわけですね。
もちろん、これは石井琢朗コーチに聞いたわけではありませんが、私は結局そういうことだと思っています。
で、現実に2017年は.234だったチーム打率が2018年は.266になり、チーム本塁打数は95本から135本になったわけですね。
こんなに上昇させられるコーチが有能かそうでないか…
考えなくても分かることだと思うんですけど^^;
あっ!
ちなみに昔読んだ本の中に愛工大名電の元監督である中村豪氏もアイデアマンでこの練習をさせていたらしく、その中でもイチロー選手はバット投げがダントツでうまかったとか紹介されていました。
まあ、参考まで。
では、また。
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