バッティング

野球選手として自分のスタイルを崩さない強さを持つことの大切さ

こんにちは。
ベースボールバイブルの東です。

今キャンプでは中日ドラゴンズに入団したアレックス・ゲレーロ選手がすごいバッティングを続けているようです。

ただ、これだけ打っても「シーズンで一流のピッチャーと対戦した時にどうなのか?」みたいなことを言われるんですからバッターというのは大変ですよね。

そんな心配をされている方たちのために今日は動画を用意しました。

このようにゲレーロ選手は岩隈投手からもホームランを打っていますし、超一流のピッチャーであるバムガーナー投手からもホームランを打ってるんですね。

そんな選手に「一流のピッチャーと対戦した時…」なんて言うのはなかなか失礼だなと思うんですが…

シーズンで良い数字が残せるかどうかは環境適応能力と過去に痛めた膝次第じゃないでしょうか。

というのも過去にはチームメイトともいろいろありましたからね。

でも、個人的には中日は良い選手を獲ったなと思っています。

さあ、ゲレーロ選手とは対照的に阪神タイガースのドラフト1位・大山選手の結果が出ていないようです。

阪神D1・大山よ乗り越えろ!実戦5試合で15タコ「練習しかない」(サンスポ)

阪神のドラフト1位・大山悠輔内野手(22)=白鴎大=が日本ハム戦に「9番・DH」で先発出場したが、3打数無安打。これで8日の紅白戦から実戦5試合で15打数ノーヒットとなった。
(中略)

タテジマに袖を通してから、今が一番、苦しいときだろう。何とかしなきゃ、何とかしたい。そう思っても「H」ランプを灯せない。大山が球場を出たのは最後。気がつけば午後6時半だった。

「ヘタクソなんで、練習しかないです」

こんな記事がありました。

まあ、本音じゃなく建前で言ってるんでしょうけど…

ヘタクソな選手がドラフト1位に選ばれるわけがないし、大学日本代表の監督もヘタクソな選手に4番を打たせるわけがないので15タコぐらいで凹まないでほしいなと思います。

なんかプロに入っていきなり「それでもバットを振れるのか?」って誰かに聞かれているように感じるので、まだ大山選手らしさは失わないでほしいなと思って見ています。

打てない時というのは誰でもあるものです。

もちろんバッティングですから微調整を繰り返すものだとも思います。

でも、今まで作ってきたスタイルは変えてしまわないでほしいなと思うわけです。

例えば、高橋由伸監督が現役時代に長嶋茂雄氏に一度だけ怒られたことがあるそうなんですね。

それは現役時代にスランプに悩んだ高橋由伸監督が打ち方を変えたからだそうです。

高橋由伸監督といえば足を高く上げて打つ選手でしたよね。

でも、スランプで悩んでいた高橋由伸監督はついに足を上げずに打つことにしたそうです。

長嶋茂雄.001

そして、結果はホームラン。

喜んでベンチに帰ってみると…

長嶋茂雄.002

その理由を長嶋茂雄氏は…

長嶋茂雄.003

自分のスタイルを変えたからだと言います。

まあ、大山選手の場合はプロ野球選手になって今からプロ野球選手としての自分のスタイルを作り始めるんだと思うんですが…

阪神タイガースがドラフト1位で指名したのは、大学時代の大山選手のスタイルに可能性を感じたからだと思うんですね。

それは大山選手が20年近く野球をやってきて出来上がった1つのスタイルなはずです。

そして、それが認められてプロ野球選手になれた。

それをですよ。

わずか15打席ぐらいヒットが出ないくらいで変えていいはずがないと思うんです。

まあドラフト1位選手ですからいろんな声が入ってくることもあるとは思いますけど絶対に自分を見失わないでほしいなと思います。

これは大山選手だけではなくて、すべての野球選手に言えることかもしれませんね。

まあ、参考まで。

では、また。

toku
strong

 

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