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【育成選手としてどう戦う?】黒田響生選手へ

こんにちは。
ベースボールバイブルの東です。

昨日はドラフト会議だったので今日はやっぱりドラフトに触れておこうと思います。

まず、私が個人的に注目していた延岡学園の小幡選手は阪神タイガースが2位指名。あまり話題にはなっていない選手ですがやっぱりプロ側の評価は高かったみたいです。夏の甲子園に出てたら1位指名もあったと思いますがショートを固定できていない阪神タイガースが彼をどう育てるのか。楽しみにしています。

それから我が母校である敦賀気比高校からは黒田響生選手が読売ジャイアンツの育成4位で指名されました。

ツイッターにも書きましたがプロの世界に飛び込む選手に安易に「おめでとう」とは言えません。ですが、プロの世界で勝負できることについては「スタートラインに立ててよかったね」と言えるでしょう。ただ、育成で入団する選手がここからどう戦うかは意見が分かれるところでしょうね。

もし、私が黒田選手にアドバイスをするとしたら…

今までに積み重ねてきたものは全て捨ててプロに挑めと言いますね。まさに0(ゼロ)からの状態で飛び込め、と。あのアインシュタインがこんな言葉を残しているんですが…

常識とは18歳までに身に付けた偏見のコレクションである

ですから、私なら彼自身の中にある常識を捨ててからプロの世界に挑めとアドバイスするでしょう。ここで詳しく話すのは危険なのでやめておきますが、そうすることが「この選手を使ってください」となり、黒田選手が結果を出すことで「この選手は俺が育てた」となるわけです。まあ、要するに指導者も選手と同じように実績が欲しいんですね。そのためのロールモデルになる覚悟があれば育成選手でも勝負できることでしょう。

まあ、こういう生き方が嫌いな人もいるかもしれませんが、これもひとつの生き方だということです。それに私自身が黒田選手と話してみて(数回しか話したことはありませんが…)感じたことは非常に性格の良い選手だということです。彼の本心がどうかはわかりませんがこっちが話していて「伝わってるな〜」と感じさせてくれる数少ない選手なんですね。実はこういう選手は意外と少なくて、大概の選手は「あ〜、伝わってないな…」と感じさせてくれるんです。でも、黒田選手に関してはとにかく「話の聞き方がうまい」という印象なんですね。だから指導する側は本当に指導しがいのある、育てがいのある選手だと思います。なので、指導者と二人三脚で生き抜くつもりで、まずは3年間遊ぶことなく、挫けながらも、とにかく必死にもがいてみてほしいと思います。あっ!その前に体重は80キロにして筋肉量も増やしておきましょう。

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実は敦賀気比高校にはここ最近は素晴らしいショートがいたんですね。若い順に振り返ってみると林中勇輝(立教大)、浅井洸耶(青学大)、西川龍馬(広島東洋カープ)…。浅井と林中なんかは甲子園でホームランも打っている選手ですからね。西川に関してはご存知の通りプロで3割打てる天才バッターです。それでも彼らは高卒でプロに入団していません。そんな中、黒田という選手はその先輩たちを飛び越えて高卒でプロに挑むんですね。それだけでも凄いことですが、だからこそ黒田には頑張ってほしいなと思います。そして、黒田の次が誰かはわかりませんが、次に敦賀気比高校のショートを守る選手も黒田さん以上の選手になれるように頑張ってほしいものです。

では、また。

 

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