こんにちは。
ベースボールバイブルの東です。
しかし、ベーブ・ルースのスイングは美しいですね。MLBで714本もホームランを打った選手のスイングは無駄な力が入っている感じはありませんし、ホームランを打ちにいっている感じが全くしません。フラットなスイングと体重移動でボールを飛ばす芸術的なスイングです。これはぜひ参考にしてください。
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さて、話は変わって…
THE ANSWERに面白いコラムがありましたので今日はそのコラムを紹介させていただきます。そのコラムというのがコチラです。
自ら「不適格」と認識、育成指導で最も大切な「忍耐強さ」
「若い選手を教えるには、何より忍耐強さが必要だ。だから短気な私は、指導者を育成する側に回った」――アルフレッド・ガルスティアン(クーバー・コーチング共同創設者)
クーバー・コーチングは、スター選手の技を分析整理し、子供たちに習得させる指導法で、日本でもスクールは全国展開されている。アルフレッド・ガルスティアンは、創始者ウィル・クーバーの指導を、さらに発展させ普及していこうと尽力している。
「確かにリオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドのようなスーパースターは、誰かに育てられるものではなく、生まれてくるものだ。だが子供たちが、こうしたスーパースターに近づけるように上達させることは可能だと思うよ」
アルフレッドに、若い才能を指導するための条件を聞いた。
「特に若い選手を指導する場合は、忍耐強さが最も重要になる。次に全員を平等に扱えること。それにスキルの教え方を真摯に学べることだね」
そう言って彼は冗談めかして明かした。
「実は私は優れた少年のコーチとは言えない。なぜなら短気だからね。選手たちのミスを許すことができない。かつてプロクラブのユース選手を教えたことがあったが、すぐに怒鳴ってしまった。だから私は、こうして指導者の育成に回ることにしたんだ。つまり子供たちの指導者たちに言いたいのは、私のようになってはいけないということだ」
このように世界的なサッカースクールの指導者が忍耐強さが必要だと言っているんですが…
まあ実際、このベースボールバイブルのブログの中でも何度も『指導者には我慢が必要』『我慢のできない指導者が少年少女の指導をできるはずがない』という話はしてきました。それに、あの榎本喜八氏や王貞治氏を育てた荒川氏も我慢の大切さを説いていましたよね。
荒川さんに「指導者として大切なものは何か」と尋ねると、即座に「一番大事なのは我慢」と答えた。「同じことを十回や百回言っても良くなるものではないからね」と話す一方で、「でも楽しいよ。うまくなるのを見るのは」とも。
だからこそ指導者は肝に銘じておくべきなんですね。特に学童野球や少年野球の指導者は我慢が必要です。
ただ、この我慢というのは「あ〜そうですか。我慢ですね。わかりました。これから我慢します」っていう程度の認識では絶対できませんからね。わかっててもできないのが我慢ですから相当な強い覚悟で我慢するようにしてもらいたいと思います。我慢することを忘れてしまっている指導者よりはマシですが帽子のツバに我慢と書いた程度では我慢はできませんので注意してください。
ぜひ、試しに『一試合ひと言も声を発さない』っていうのを達成できるかどうかやってみると面白いと思いますよ。ほとんどの指導者が無理ですから^^;
まあ、それほど熱くさせてくれるのが野球なんですけど、その指導者の熱さが野球少年たちの成長の邪魔をしていることは多々あるということですので注意してもらえたらなと思います。
まあ、参考まで。
では、また。
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