こんにちは。
ベースボールバイブルの東です。
昨日は広島東洋カープの丸選手のことを書かせていただいたんですが、今日はその丸選手についてこんな記事を目にしました。
昨季は最多安打のタイトルを獲得し、セ・リーグMVP。丸がこう言う。
「昨年から手でタイミングを取っている?確かにそうですけど、あの動きは微調整であって、そんなに大きくフォームを改造したわけではないんです。それより頭を整理してから打席に入っていることが大きい。狙い球を絞ったら、早いカウントではブレずにそこだけを待つ。余計な球に手を出さなくなったことで、打ち損じが減った感じはあります」
高い打率もさることながら、30本塁打でトップのバレンティンに3本差。本塁打王の可能性もある。昨季は23発。確実性に加え、長打力も増している。
「ウエートトレーニングでパワーアップ?いや、そういうことじゃなくて、さっきも言ったブレずに球を待てるようになったこと。芯に当たれば飛んでいきますから、あまり意識していませんが、ミスショットが減ったことで、本塁打の数も自然と増えているんだと思います」
丸選手は自身の好調の理由をこのように話しておられるんですね。
では、なぜ頭を整理して打席に入れて、しっかりと狙い球を絞れているのかいうと…。昨日、書いた話ですよね。
これはホームランを打ったあとの丸選手のベンチでの姿です。ホームランを打って浮かれるわけでもなく、その打席でのことを手帳に記しているんですね。ピッチャーのことや、配球のことや、打席で感じたことを書いているんでしょうか。この姿を見るたびに彼は才能だけで野球をやっているのではないんだなと思わされるんですね。こうやって情報を積み重ねてきたことが彼の成績を年々上昇させているんだと思います。そうじゃないとあんなに順調に成績が上がっていくはずがありません。
まさにこの姿勢こそが丸選手の好調を支えているということです。心技体。これはもちろん大事です。ですから強い打球を打つためにウエイトトレーニングをすることも素晴らしいことだと思います。でも、頭ですよね。頭をしっかり整理して打席に立つこと。実際に良いバッティングをするためにはこれも大切な要素なんだということを、ぜひとも覚えておいてほしいなと思います。
ですから、多くの野球少年には丸選手の姿をぜひとも参考にしてほしいと思います。
では、また。
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