こんにちは。
ベースボールバイブルの東です。
今年の甲子園の決勝戦、大阪桐蔭vs.金足農業の試合をラジオで聞いていたんですが、その試合の解説者をされていた星稜高校野球部の名誉監督である山下智茂氏が試合後に大阪桐蔭がなぜ強いのかについてお話しされていたんです。
山下氏はその強さの秘密はキャッチボールにあると仰っていました。「大阪桐蔭のキャッチボールは精度が高いんだ」と。
確かに山下氏が仰るようにショートを守っていた根尾選手なんかは素晴らしく精度の高いスローイングをしていましたよね。私がテレビで見ているときのスローイングはそのほとんどがストライク送球でした。動画を見てみると1球だけですかね。ショートバウンド送球になっているのは。でも、それ以外はほとんど捕球する選手の胸に捕りやすいボールを投げています。一塁手にも、二塁手にも、三塁手にも…。本当に素晴らしいスローイングをしているんですね。
これほど精度の高いスローイングをするのは簡単なことではありません。やはり山下氏が仰るように日頃からのキャッチボールを含めて一球一球を大切に投げてきた成果だと思います。ただ、残念ながら私が多くの野球選手を見ている限りでは自分が今から投げる一球の大切さを理解せずにボールを投げている選手がほとんどなんですね。それがもったいないなと思うんですけども…。実際には相当なキッカケがないとその大切さには気づけないようです。おそらく根尾選手のような選手は稀だと思います。
ただ、これほどお手本になる選手が高校野球に現れたわけですから、多くの野球少年たちにもその凄さをわかってほしいんですね。彼がピッチャーとして投げるボールのスピードとか、バッターとして見せるスイングのスピードとか、そういうものに目を奪われがちですけども…。私はそれ以上に彼のスローイングの素晴らしさに目を奪われました。
ですから、ぜひ多くの野球少年たちも明日の練習の1球目から根尾選手のようなスローイングができるように高い意識でキャッチボールをしてほしいなと思っています。
あっ!
せっかくですからワンランク上の選手を目指す選手のためのキャッチボール教材の特別キャンペーンを今日から日曜日まで開催します。ぜひ、この機会に学んでいただければと思います。
→ ワンランク上の選手になるためのキャッチボール論(日曜日までの限定サイトです)
※注)このサイトは月曜日(8月27日0:00)に自動的に閉鎖されますのでご注意ください
では、また。
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