ピッチング

100回大会に現れた素晴らしいピッチャー

こんにちは。
ベースボールバイブルの東です。

長い夏休みをいただきましたが、その間の金足農業・吉田輝星投手のピッチング…。凄かったですね。そして、今日行われた準決勝にも勝ってついに決勝進出だそうです。

<全国高校野球選手権:金足農2-1日大三>◇20日◇準決勝

金足農(秋田)が日大三(西東京)を破り初の決勝進出を決めた。秋田県勢の決勝進出は1915年(大4)の第1回、秋田中(現秋田高)以来103年ぶり。東北勢の決勝進出は15年の仙台育英(宮城)以来9度目。

吉田輝星投手(3年)が134球を投げ9安打1失点で完投した。最速は最終回に148キロをマークした。秋田大会の5試合と合わせ全10試合完投。史上初の5試合連続2桁奪三振は逃したが7三振を奪った。今大会の投球数は749球に達した。

1回表、2死二塁から4番打川和輝内野手(3年)の左前適時打で先制。5回にも2死二塁から大友朝陽外野手(3年)の中前適時打で1点を加えた。

明日の決勝は大阪桐蔭-済美の勝者と対戦。東北勢史上初の優勝を目指す。

金足農初の決勝へ 吉田完投 秋田県勢103年ぶり|日刊スポーツ

この時代には珍しく準決勝までの全ての試合をたった一人で投げ抜いている吉田投手。その球数は749球に達したそうです。まあ、こういう時代ですから賛否両論あると思いますが個人的には吉田投手が投げている姿を見ても痛々しさを全く感じないんですよね。それはきっと彼が力投していないからなんだと思います。投げているボールは確かに素晴らしいと思いますが、それよりも素晴らしいのは彼の技術力ではないでしょうか。投球の強弱、丁寧に投げ分けるコントロール、牽制のタイミングにフィールディングの素早さ。どれもこれも素晴らしいんですね。

ですから、多くの野球少年には吉田投手の投げているボールだけではなくて、彼がどんな時に力を入れて投げているのか、どんな時に牽制をするのか、そしてどんなフィールディングをするのかをぜひとも見てほしいですね。これほど素晴らしいピッチャーは滅多に出てきませんからね。

まあ、参考まで。

では、また。

 

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