こんにちは。
ベースボールバイブルの東です。
イチロー選手の何がスゴいのかという話になった時にいつも出てくるのが『ハンドアイコーディネーション』です。要するに手と目を連動させる能力が異常に高いのがイチロー選手だというわけです。あのジーター氏がエッセイの中でイチロー選手についてこんなことを書いています。
打席に立てば、ハンド-アイコーディネーションとバッティング能力はこれ以上ないほど研ぎ澄まされている。
他にもイチロー選手のハンドアイコーディネーションを称える声はたくさん。
教科書通りの打ち方ではありません、これは彼独特のスタイルです。この一連の動きの中では目と手を協調させる必要があり、さらにボールに向かって移動していきます。並大抵のことではありません」
マーリンズで2度のワールドシリーズ制覇に貢献した名選手も、イチローがメジャーで称賛を浴びてきた「ハンド・アイ・コーディネーション」について、改めて脱帽している。
イチローは42歳だが、あのハンドアイコーディネーション(手と目が一体化したような動き)は健在だし、打者になるために生まれてきたような選手。私はまだまだ安打数を伸ばせると思っている。
だからこんなことも簡単にやってしまいますよね。
まあ、イチロー選手の場合はそれだけの素質(持って生まれた性質)もあったんでしょう。それと彼は小さい頃から動いているボールを打ちまくってきた野球選手です。ですから彼の場合は素質と経験がうまく組み合わさって異次元のハンドアイコーディネーション能力が身についたのだと思います。うまく組み合わさったというのは…。ボールを打つ時にバットに当てようとするのは野球選手の本能ですよね。でも、その本能の邪魔をする人っているじゃないですか?「こうやって打て!」とか「もっとこうしろ!」とか「今のはこうなってる!」とか…。そうして育った野球選手っていうのは形はキレイになるかもしれませんが本能は磨かれないですよね。ですからイチロー選手の場合はそういうことなくうまく組み合わさったんじゃないかなと思うわけです。
で、まあ、そんな話は置いておいて今日はいくつかの遊びを紹介しよう思います。こんなことをしたらハンドアイコーディネーション能力が磨かれるんじゃないかという遊びですので、もしピンとくるものがあればやってみてください。
まず、よく見るのがカードを捕らせる遊びなんです。こんな感じで…
それから投げられたボールばかり捕るんじゃなくて、打たれたボールを捕るっていうのも良いように思います。というのは投げられたボールだとだいたい投げる前に方向も予測できるじゃないですか。でも、こんな感じで打たれたボールならどこにくるか予測ができないので打たれたボールを捕る練習も良いんじゃないかなと思うんですね。
あと、これは面白いですね。
まあ、これでイチロー選手のようなハンドアイコーディネーション能力が手に入りますよなんて言えませんが、野球選手ですから動いているモノを捉える能力というのは高めようとしてほしいなと思います。ぜひ、動画を参考にしてたくさん遊んでみてください。
では、また。
最新情報をお届けします
Twitter でベースボールバイブル出版をフォローしよう!
Follow @PROSHOP_AZUMA
最近のコメント