バッティング

哲学を作り上げる時は経験も大切にしてください!

こんにちは。
ベースボールバイブルの東です。

先日、こんな記事を見かけました。

ロッテのドラフト1位安田が金言を授かった。12日のDeNA戦前、筒香と初対面。日本を代表する強打者のティー打撃、フリー打撃を間近で見学し「結果が出ないといろいろ言われるけど、信念をぶらすなと。心強いことを言っていただきました」と感激した。

大村2軍打撃コーチの粋な計らいだった。この日は1軍戦の前にイースタン・リーグ西武戦が行われた“親子ゲーム”。DeNAコーチ時代に筒香を開花させた育ての親は「今日は勉強しよう」と、ともにフルスイングが持ち味の安田と育成1位の和田を誘った。「試合はテレビで見られるが練習はなかなか。動画じゃなくて生のイメージを持ってほしい」と解説付きで練習を見させた。

筒香からは逆方向を意識する重要性も教わった。「逆方向にはバッティングの全部が詰まっている。極端に言えば引っ張りの練習はしなくてもいいと言われました」。高校65本塁打をマークしプロの目標を「本塁打王」に定める19歳。「普段やっている練習と方向性は変わらない。超一流の方でも同じように意識してるんだ」。同じ高卒入団の左打者。既にタイトルを獲得した筒香の助言を胸に、1軍デビューへ鍛錬を積む。

ロッテ安田感激、筒香から金言「信念ぶらすな」|日刊スポーツ

このように筒香選手は逆方向へのバッティング練習を大切にしているようです。「極端に言えば引っ張りの練習はしなくてもいい」と。で、ちょっと動画を探してみるとこんな動画がありました。

春季キャンプの前半の頃のバッティングなんですが、この動画を見る限りでは確かにほとんどのボールを逆方向に打ち返しています。ですから筒香選手は現時点ではバッティング練習では逆方向に打ち返すことが重要だと信じているんでしょうね。

ただ、これに関してはもちろん真逆の意見が存在するのも事実でして…。イチロー選手なんかはこんなことを言っています。

「バット振れないと、基本ダメでしょ。こっち(逆方向)はいつでも打てるもんね。」

まあ、このように選手によって信じていることは様々なんですね。それはやっぱりそれぞれの選手が教えてもらってきたこともあるでしょうし、学んできたこともあるでしょうし、経験してきたことがあるからでしょう。そうやって野球選手としての哲学というの作り上げられていくものなんだと思います。

ただ、個人的に思っているのはいろんな経験をしてみてほしいということです。最近はあまりにも簡単に多くの情報が手に入るので見たり聞いたりしただけで哲学を作り上げてしまっている野球選手が多いように思うんですね。でも、そうではなくて作り上げる哲学の中には経験も入れてほしいなと個人的には思っています。信じられない話だけどやってみると意外とハマるということだってあるかもしれませんからね。まあ、要するに経験することの大切さは知っておいてほしいなということです。

まあ、参考まで。

では、また。

 

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