コーチング

【考える野球】ところで選手たちは考えられるほど野球を知ってますか?

こんにちは。
ベースボールバイブルの東です。

今日は高校野球から!

動画サイトで見たんですけど、慶応高校の森林監督がいいですね。この森林監督の指導方針が『考えさせる』だそうなんですが、その指導方針に決めたのにはこんな理由があったそうです。

今の高校野球界は監督が偉くなりすぎてて『監督が言うことが絶対!』みたいなところがあるので、そこを是正したかったそうです。ですから選手にかける言葉は…

「考えて!」

こういう言葉をかけることで…

選手に考えさせるようにしているそうです。

もう、個人的には大賛成ですね。

そもそもですよ。もし野球の教科書を作ったとしたらその教科書は何百ページにもなるはずです。いや、すみません。何百ページでは済まないかもしれませんね。もしかすると千ページ以上になるかもしれません。少しだけ考えてみても、野球選手としての体をつくる方法、野球選手が身につけるべき技術の数々、野球選手としての心構え、戦略、戦術などなど…。これらの教科書があるとすればとんでもなく分厚い教科書が出来上がるはずです。

まあ、野球観は人それぞれかもしれませんが、そのおそらく何百ページにもなる野球観を自分(指導者)だけのものではなくて選手に伝えていこうと思ったら(それが指導者の役目でしょ?)怒ってるだけではダメですもんね。もし、選手が自分(指導者)の野球観と違うことをしたとしたら自分が自分の野球観を伝えられていない、もっと言うと自分が自分の野球観を伝える能力のない指導者だということです。

だから、高校で考える野球(これからの時代はこういう高校が増えると思いますが…)をしなければいけないんだとしたら、そもそも野球を考えられる頭脳を持って高校に入学しなければ話にならないわけですね。小学4年生から野球を始めたとしたらその期間はわずか6年。あえて言いますけど6年しかないのにその大半を怒っててどうするんですか?っていう話なんですよね。怒ってる時間があったらもっと伝えないと!っていう話でしょ?小学生、中学生(まあ、高校生、大学生もですが…)はたくさん失敗して野球を覚えるという育成期間なんですから。そういう経験がないと『考える力』なんて身につくはずがありません。

そもそもですよ。人間の脳というのはある研究者に言わせると同時に2つ以上のことを考えられないと言うんです。要するに1つのことしか考えられないんですね。その1つが「怒られる…」だったとしたらこれほどもったいないことがあるんでしょうか?私は馬鹿げてるなと思いますね。それでも異常なほど厳しくしないと、要するに選手がビビりながら練習していないと良い野球選手は育たないと信じている野球人が多いのがまだまだ現実です。

いやいや、そうじゃなくて…

もっと野球を伝えていくべきですし、できるだけ高い次元で野球を考えられる選手を育てないといけないはずですし、そうして育った選手のそれからを見るのが指導者の最高の楽しみなんじゃないかなと思うんです。まあ、『個人的には…』ですけどね。

そういう意味でも慶応高校の森林監督の取り組みは私は素晴らしいなと思います。だから、勝とうが負けようが選手が良い顔をして野球をしています。ここに、あの選手が入っていたら甲子園でも優勝していたかもしれませんね。私はてっきりあの選手は慶応高校で野球をするものだと思っていたので…^^;

まあ、甲子園で望んだ以上の結果は出なかったのかもしれませんが、それでも慶応高校が魅力的なチームであることは間違いありません。こういうチームが増えることを個人的には期待しています。

では、また。

 

 

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