バッティング

世界最高のインサイドアウトはどうやって身についたのか?

こんにちは。
ベースボールバイブルの東です。

ベースボールバイブルのブログでは昔から言ってるんですが、個人的には引っ張ってフライを上げる技術を身につけることは大切だと思っています。

例えば、古い記事ですがこんな記事がありました。

野球って面白いもので…

右方向に打った凡打なら評価されることがあります。

例えば…

①ランナーがいる場合、進塁打になることがある。
②緩急の対応が難しいピッチャーと対戦した時、ストレートを逆方向に打とうとすることで緩いボールに対応できることがある。

だからでしょうか。

右方向への凡打はしっかり考えて打っているように思ってもらえるんですよね。

まあ、確かにこれは大切な技術だと思います。

絶対に負けられない試合の時、そういう技術は生きる時がありますからね。

だから、ぜひとも身につけて欲しいとは思うんですが…

怒られないからそればっかりしとこうっていうのなら話は別ですよね。

【右打者の場合】
◆引っ張って凡打=何も考えてない(怒られる)
◆右方向に凡打=よく考えている(おとがめなし)

でも今、野球界でよく聞く話は…

「ストレートをしっかりと引っ張れる選手を探している」という話です。

どうやら今、それができない選手が増えているようです。

理由は分かりません。

・怒られるのが嫌だから…
・評価してもらえるから…
・自分はそういう選手だから…

まあ、いろいろ思いはあるのかもしれません。

(中略)

このブログを読んでいる人っていうのは志の高い野球人だと思うんですね。

だったら…

右に打つ技術も大事ですが、引っ張る技術も磨いて欲しいなと思います。

引っ張ってレフトフライ。

それが打てる選手を評価する人っているんですよ。

まあ、参考まで。

では、また。

こういう記事を書いています。

ただ、こういう記事を書いていると偏る人っているんですよね。

要するに、ひたすら引っ張るバッティングを推奨する人が出てくるんですよ。

いや、そうじゃないんですよね^^

ここはバランスが大事です。

まあ私自身、本当にたくさんのチームの練習を見させていただける立場ではあるんですが、どこのチームにも引っ張り倒すバッターっているものです。いるんですが、そのほとんどがドアスイングです。残念ですが、それでは厳しいように思います。

もちろん引っ張れた方がいいんですよ。

引っ張れるだけじゃなくて、それでフライが打てるなら最高です。

でも、ドアスイングでは厳しいんですよね。

そこで、今日は一人のバッターのバッティング練習をご覧いただこうと思うんですが…

あなたは「今、世界最高のバッターは誰だと思いますか?」と聞かれたら誰と答えるでしょうか?

私はミゲル・カブレラ選手と答えると思います。

まあ、昨シーズンは故障の影響などで不本意なシーズンを送りましたが、彼がこれまで残してきた成績は異常な成績です。

その安打数、本塁打数、打点、打率、出塁率、長打率、OPS、異常です。

そもそもまだ34歳ですからね。これからまだまだ数字を伸ばすんだと思いますが…

これほどのバッターが彼自身のインスタグラムで見せてくれるバッティング練習はそのほとんどがこういう練習です。

Miguel Cabreraさん(@miggy24)がシェアした投稿

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左から、前から、右から角度を変えて、そのボールを決して引っ掛けない。そういう練習ですね。

こういう意識で練習を積み重ねた結果、世界最高のインサイドアウトが身についたのでしょう。

ですから、引っ張ってフライを打つのはもちろん大切な技術だということを理解しながらも、ミゲル・カブレラ選手のようなバットの軌道を身につけることも大切なんだと理解しなければいけません。そうすれば練習が偏ることはないはずです。

まあ、参考まで。

あっ!せっかくですからもうひとつ…

Miguel Cabreraさん(@miggy24)がシェアした投稿

これがミギーの意識のようです。

実際の動きとイメージって一致しなくてもいいんですよ。

まあ、その話はまた今度^^

では、また。

 

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