こんにちは。
ベースボールバイブルの東です。
つい最近、テレビで面白い話を聞きました。どんな話かというと『脳の性質』の話なんですが、その性質をお教えする前に、まずはこの動画をご覧ください。
さあ、この動画を見て、あなたは何かを感じることができたでしょうか?
実は私は恥ずかしながら何も感じませんでした。マジックのタネを見破ってやろうと必死になっていたんですが、結局そのタネは見破れなかったんです。
って、気をつけてください!
こういうタイプの野球選手はダメな野球選手だと思いますよ。実際、私はダメな野球選手でしたから…。一点集中型で視野の狭い人間。何を隠そうそれが私ですし、そういう野球選手は野球というスポーツの中では苦労します。
まあ、私以外のほとんどの方はお気づきになられたと思うんですが…
実は、先ほどの動画の中ではこんなことが行われていたんですね。
いかがでしょうか?
人間の脳は一点に集中すると他のものが見えなくなるという性質があるんですね。この動画を見た時に、これは野球でも同じことが言えるんじゃないかと思ったんです。
私が見てきた素晴らしい野球選手たちはみんな例外なく視野の広い選手たちでした。彼らの視野の広さがどこから来るのかはいまだに謎なんですが、この動画を見て「もしかすると、彼らは一点に集中しすぎていないのでは?」ということが言えるんじゃないかと思ったんです。まあ、「もしかすると」ではないんですけどね^^;
そういえば私のしがない野球人生を思い返してみても、確かにバッティングの調子が良い時は周りがよく見えていたと思います。ピッチャーが投げてくるボールを必死に見て打ちにいかなくても、投げられてくるボールを見ながらヒットになりそうな空間を探してそこに打てていたことがあります。
守っていてもそうです。ボールを捕ることに集中しすぎるとランナーが見えなくなります。でも、本当に素晴らしい野手というのはボールを捕りにいきながらもランナーが見えている選手なんですね。もちろんランナーだけではなく周りの選手のことも見えていると尚良いでしょう。
走塁にしてもそうです。走ることに集中しすぎているランナーはロクでもありません。前のランナーを見ることを忘れるランナーというのは走ることに集中しすぎている典型的な選手ですよね。良いランナーというのは打球も野手の動きもランナーコーチも状況も全てが見えている選手です。
そういうことから考えてみると野球というスポーツは一点に集中しすぎてはいけないスポーツなのです。
ただ、脳の性質的には一点に集中すると周りが見えなくなるようですので、そういう脳の性質を理解して、一点に集中しすぎない癖を身につけるといいのではないでしょうか?
いつか、その癖が野球というスポーツの中で生きる時がくるように思います。
まあ、参考まで。
では、また。
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