こんにちは。
ベースボールバイブルの東です。
今シーズンからMLBに挑戦する大谷翔平選手が強いストレートを投げるコツを教えてくれていました。まずはその握りですが…
握りは普通だそうです。
ただ、ここからが難しくて…(個人的な感覚ですが^^;)
これなんですよね。
この技術論、強いストレートを投げれる選手からよく聞く話なんですよ。
「指が負けたらダメ!」
「手首が負けたらダメ!」
「真下に叩く!」
そういう意識で投げている選手はキャッチボールの時から凄いボールを投げています^^;
まあ、その話は置いといて、大谷選手はなぜその意識で投げているのかというと…
そうじゃないと低めに強いボールが投げられないそうです。なので…
上からバシッと叩く!
ちなみに私もその意識でボールを投げてみたことがあるんですが…
何度試してもワンバウンドしか投げれませんでした^^;
これ、本当に難しいです。
ただ、大谷選手は大谷選手で別の難しさを感じることがあるそうで…
ピッチャー大谷としてはこの技術を追求しているみたいですね。
ちなみに日本ハムの吉井投手コーチはこんな事を言っています。
ダルビッシュ投手は大谷選手とは別の感覚でストレートを投げているようですので、できない人は無理して身につけようとしなくてもいいと思います。
ただ、私たちがいつも当たり前のように見ているストレートにもこのような2つの投げ方があるんだということは知っておいても損はないでしょう。(もちろん2つだけではありませんが…)
ちなみに吉井投手コーチは…
最終的には技術の自動化ができないといけないとおっしゃっています。
大谷選手とってはそのためにトレーニングがあるようです。
この辺の考え方はさすがの一言ですのでよく聞いてください。
大谷選手はウエイトトレーニングにも深い意味を持たせているんですね。
ただ単純に大きくなりたい(もちろん選手によってはそれが大事な選手もいますが…)などというレベルでトレーニングをしているわけではないということです。
それから…
彼はやりたい技術を実現するために自分の体をすごく感じていますよね。
「体を感じる」
「動きを感じる」
彼はそういう感度が非常に高いように思います。ですから自分に足りない部分もすぐに気づくことができるのでしょう。
「感度が高い」
まあ、これは良い選手に多い傾向ですよね。
知識を入れるのは素晴らしいことです。できればドンドン吸収するのが望ましいと思います。ただ、それを吸収して、それが体現できているのに自分が望むボールが投げれなかったら、自分が思うように打てなかったら、その現実から何かを感じて、そこから離れる勇気も必要だということです。そういう感度がない野球選手が活躍することなんてあるのでしょうか?私はありえないと思っています。
要するに、結局は自分の体で野球をするんですね。
ですから、野球選手にとって一番大事なのは自分の体がどんなことを感じているのかを聞いてあげることなわけです。そこを聞かずに他人の意見や正しいとされる理論ばかりを入れてみても結局は自分の体が悲鳴をあげるだけでしょう。そういう選手、たくさんいますよね。まあ、悲鳴をあげていることに気づいていない野球選手もたくさんいますけども…
個人的にはそこがもったいないなと思っています。
結局、勝つのは感度の高い野球選手ですからね。ぜひ、感度の高い野球選手になってもらいたいなと思っています。
まあ、参考まで。
では、また。
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