バッティング

惜しくもMVPを逃したバッターから学ぶ【時代に流されない強さ】

こんにちは。
ベースボールバイブルの東です。

昨日、MLBの今季の最優秀選手賞(MVP)が発表されました。

選ばれたのはア・リーグがホセ・アルトゥーベ選手でナ・リーグがジャンカルロ・スタントン選手だったので妥当といえば妥当な結果だったわけですが、この2人の活躍は多くの方が目にしたと思うので今回は置いといて…。今回はナ・リーグで2位の得票数を集めたシンシナティ・レッズのジョーイ・ボット選手に注目してみましょう。

そもそもナ・リーグのMVPに関してはスタントン選手が302ポイントでボット選手が300ポイントという大接戦だったんですね。なのに日本ではスタントン選手の活躍はたくさん見ましたがボット選手の活躍はほとんど目にしませんでした。さらに今年はフライボールレボリューション(フライボール革命)が流行りましたからね。

というのも…

このボット選手。今年流行ったフライボール革命に否定的でそのフライボール革命と真逆のバッティングを見せているんですね。実はそれは今年だけではなく、彼の野球人生で見せてきたバッティングそのものがフライボール革命とは真逆のバッティングだったんです。その証拠にちょっと古いんですが、このMLB日本公式サイトのツイートを見てください。

ジョーイ・ボット ─ メジャー7年間「全3267打席で放った内野フライはたった11度」なる天才が、キャリア初の6打席6出塁(4安打1本塁打)にてフィリーズに快勝。出塁率はメジャートップとなる脅威の.473へ。レッズ2連覇、自身2度目のMVPへそのギアは落ちそうもない(O-Lab)

— MLB日本公式サイトMLBjp (@MLBjp_GYAO) 2013年5月19日

なんとメジャー7年間3267打席で11回しか内野フライを打たなかったのがこのジョーイ・ボット選手なんです。さらに今年の成績がこちらです。

これを見るとポップフライは赤マルなのでここで数えれるのは4個ですかね。まあ、正確な数字はここでは分かりませんけど打率が.320で179安打、ホームランが34本、OPS1.032の選手が1シーズンで内野フライが4個というのは驚異的な数字です。これを見ると彼がどんな意識で打席に立っているのかがなんとなく分かるのではないでしょうか?

例えば、似たようなタイプで似たような成績を残すアルトゥーベ選手の場合(打率.346 204安打 24本塁打 OPS.957)だとこんな感じですからね。

数えてみると24個ぐらいですか。アルトゥーベ選手と比べてみるとボット選手のポップフライが異常と言ってもいいほど少ないことに気づきますよね。

で、今回伝えたいのは…

フライボール革命というのは野球界にとっては面白い考え方だと思いますし、選手にとっては試す価値のあるものだと思います。そして、実際にJD・マルティネス選手のように打率が.250から.300に跳ね上がった選手も確かにいます。

他にもジョシュ・ドナルドソン選手のように「ゴロは打たない!」と言い切ってしまうのも面白いでしょう。ただ、赤マルは増えてしまいますけど…

ゴロを打たないドナルドソン選手は数えるのが面倒なほどポップフライを打っていますよね。まあ、もちろんホームランとは紙一重とも言えるので否定するつもりはありませんが…

徹底的にフライを打つという方向に偏っていいのかなとも思うわけです。

そっちはそっちでその方針に合わない選手も出てくるに決まってるのに…。と思うんですね。ですから気づいて欲しいんです。

ジョーイ・ボット的な選手もいれば、ジョシュ・ドナルドソン的な選手もいるんだと。

ジョーイ・ボット流で生きていくのか、ジョシュ・ドナルドソン流で生きていくのかは選手の自由であるべきではないでしょうか。

偏ってしまうのは決して良いことではないと個人的には思っています。

まあ、参考まで。

あっ!ちなみにジョーイ・ボット選手が残してきた数字はこんな数字です。

あっ!それからそれから…

この話はフライボール革命がなんとなく日本で話題になってきた時にそれに流されないようにとナイショのベースボールバイブルで話していました。もし、ナイショのベースボールバイブルが気になる方は下のどちらかの教材をお買い上げいただくと特別なIDとパスワードが届きますので興味がありましたら教材を購入してみてください。

では、また。

 

 

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