バッティング

常に自分の体と向き合い続けている偉大なバッター

こんにちは。
ベースボールバイブルの東です。

先日2000本安打を達成した青木宣親選手。小柄な彼になぜ需要があるのか?そんなことが書かれたコラムの中にバッターにとっては非常に参考になることが書かれていたので紹介します。

プロには失礼な言葉だと承知している。

でも、敢えて書きたい。

青木宣親は、「頑張り屋さん」だ、と。

取材に行くたび、話を聞くたび、いつもいつもバッティングのことを考えていた。神宮でも。ミルウォーキーでも。キャンプ地のアリゾナでもフロリダでも。

佐知夫人からこんなことを聞いたことがある。

「家に帰ってくると、まずは映像でバッティングの確認をしていますね」

そういえば、アリゾナでオープン戦が終わった後、一緒に車に乗ると、「ちょっと待ってくださいね」と言ってから、いきなり車内で自分の打撃フォームを映像で確認していた。

「自分の感覚が残っているうちに映像で確かめたいんです。そうすれば、感覚のズレをすぐに修正できるから」

常にフォームを調整し、試合中も映像を確認する。

青木は感覚の人である。

その日、自分が感じていることを大切にしている。バットを持った時、自分が何を感じているかを。

「バットは同じ重さでも、体調によって軽かったり、重かったりしますからね。それを試合前のバッティング練習で確認しつつ、調整する感じです」

私がテレビ番組の司会をやっていた時、毎週、青木の打撃フォームを見ていた。面白いことにバットの角度、スタンスが毎週のように変化していた。調整しながらベストのフォームを探していた。

※なぜ青木宣親はMLBで需要があるか。車でも、試合中も欠かさない作業。(Number)

 
偉大なバッターでありながらいまだに自分の体と向き合い続けている。いや、常に自分の体と向き合い続けているからこそ偉大なバッターになれたのかもしれませんね。バッターとしてのこういう姿勢はぜひとも見習ってほしいなと思います。

まあ、参考まで。

では、また。

 

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