こんにちは。
ベースボールバイブルの東です。
あなたは今、世界と対等に戦っている日本人アスリートといえば誰を思い浮かべるでしょうか?私は錦織圭選手が思い浮かぶのですが、その錦織圭選手について面白い話があるので紹介します。
ある日、錦織圭選手の試合をテレビで見ながら「テニスって大変なスポーツだな〜」「高い身体能力が求められるんだろうな〜」なんて思っていたんです。その時にふと錦織選手の体格や姿を見てみると、ちょっと別のことを感じてしまいました。どんなことを感じたのかというと…
「錦織圭という選手の体からは高い身体能力があるようには感じない」ということです。私には彼の体をどうやって見ても50m走を6秒前半で走るようなアスリートには見えなかったのです。
そこですぐにスマホを手にとって【錦織圭 身体能力】と検索してみました。そこで出てきたコラムがこれです。
1990年代に松岡修造さんに次ぐ日本のナンバー2として活躍した山本育史さんは、週末に錦織のいないアカプルコ大会をGAORAで解説すると言っていたが、ライフワークの1つとして、プロテニス協会が新しいタレントを発掘するために行なっている事業に熱心に携わっている。
『ニュージェネレーション・スカウトキャラバン』なるもので、「次世代の錦織圭を探す――」との謳い文句をつけたくなるが、毎年1回の開催でもう19回目になるということは、錦織ブームに乗って始めたわけではない。
ここでは選考方法や“発掘”された選手の特典など詳細に記す余裕がないが、簡単に説明すると、対象は小学生で、地方から全国大会に進んでくる約150人の中から最優秀選手に選ばれるのは4人で、優秀選手が10人。選ばれた選手たちには、同協会が実施するジュニア育成のサポートプログラムに参加できたり、メーカーから無償で用具の提供を受けたりといった特典がある。
しかしこのスカウトキャラバン、実はちょっと大っぴらには言いにくい歴史がある。
その大っぴらに言いにくい歴史というのは何なのかというと、こういう歴史なんですね。
なんと錦織はこの選考テストで落選したというのだ。
あの錦織圭選手が未来のテニス選手を発掘するといういわゆるセレクションで落とされたというのです。もちろん今では信じられない話に聞こえますが、まあ、それにはそれなりの理由があったんですね。その理由というのが、こういう理由です。
山本さんは「錦織選手でも落ちるほどの厳しい選考基準ということです(笑)」と冗談まじりに強調したが、錦織を発掘できなかったのには理由がある。テストの選考方法は体力審査のみなのだ。
ちなみに項目は、50m走になわとび、立ち幅跳びのほか、テニスの動きに重要なスパイダー、8の字ランで、過去にはソフトボール(ハンドボール)投げなどもあり、その総合得点を争う。
テニスの技術ではなく体力で選ぶ理由は、いくらテニスが巧くて器用でも、運動神経が秀でていなければ将来性は乏しいという判断によるものと思われる。
要するに錦織圭選手の凄さというのは50m走、なわとび、立ち幅跳び、スパイダー、8の字ラン、ソフトボール(ハンドボール)投げからは現れなかったということです。一説によると50m走は7秒台なんていう噂も…。まあ、それは置いといて錦織選手には体力測定では測れない凄さがあったんですね。この話ってすごいヒントになると思うんですよね。なので、ぜひ上達のヒントにしてほしいなと思います。
まあ、参考まで。
では、また。
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