バッティング

ティーバッティングを工夫して新しい感覚を掴む!

こんにちは。
ベースボールバイブルの東です。

西武ライオンズの源田選手。昨年、トヨタ自動車からドラフト3位で指名された1年目の選手ですが、ここまで全40試合に出場して184打席165打数51安打、打率は.309の数字を残しています。その好調の秘密は5種類のティーバッティング(トスバッティング)にあるという記事がありました。

早くも今年の新人王候補にも挙がるルーキーには、試合前に行う5種類のティー打撃がある。不動の2番打者として存在感を放つ24歳を支えるルーチンの狙いを、市船橋高時代に捕手を務めていた西武担当・小島記者が「見た」で分析した。

 スリムな体格に似合わない力強い打撃と50メートル5秒8の俊足を生かし、好成績を挙げる源田。社会人時代は主に逆方向狙いだったという打撃はプロ入り後に進化した。21日のソフトバンク戦の試合前。嶋打撃コーチとのティー打撃を観察すると、5種類のメニューを行っていた。内容は〈1〉右手一本〈2〉左手一本〈3〉グリップを逆握り〈4〉遠目からの山なりトス〈5〉遠目からの速めのトスの順。同コーチは「まだ訓練中」と狙いを明かさないが、記者はそれぞれに狙いをこう分析する。

 〈1〉、〈2〉は源田が「脇が開いてしまうクセがある。片手打ちでは『脇を締めて支点を作れ』と言われる」と話すように、その矯正が目的だろう。〈3〉は巨人・坂本勇も行っていた練習法。バットの握りを通常とは逆にし、左手でグリップエンドを握る。同コーチは以前、「自然と手が返るので、インパクトゾーンが確認できる」と説明していた。

 〈4〉、〈5〉は約5メートルの位置からの球速の異なるトスを打つ。通常は3メートル程度だが、距離が長ければ打撃ポイントに届くまでに「間」を取る必要がある。ヤクルト・山田も試合前に行う11種類のティー打撃の一つだ。

 〈1〉、〈2〉でスイングの無駄をなくし、〈3〉で正しい打撃ポイントを確認。〈4〉、〈5〉では変化球でタイミングを外された時の対応力向上も見込める。キャンプから首脳陣に「強く打て」と指導を受け取り組み、21日の同戦で放った右中間三塁打には「引っ張れるようになった」と確かな手応えがある。

 パ・リーグの野手では98年の小関竜也(西武)以来の新人王の期待も高まる。「試合では(脇が)開いてしまって、矯正できてない。(打撃を)崩されることも多いし、まだまだ」と源田。黄金ルーキーはさらなるレベルアップを目指している。

※【西武】源田、好調の秘密は5種類ティー(スポーツ報知)

ぜひ、バッティング上達のための参考にしてみてください。

では、また。

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strong

 

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