こんにちは。
ベースボールバイブルの東です。
今日は野球選手の守備が少しでも上達してくれればという思いで、この記事を書くことにしました。
なので、ぜひ聞いてください。
「守備が上手くならないんですよね…」
って、よく聞きます。
でも、
そのチームの練習を観ていると選手たちが上手くならないのは指導者自身に問題がある場合が多いような気がします。
というのも…
指導者が先に飽きてしまうんですね。
これは本当に多いです。
淡々と同じことを繰り返せない指導者が多いんですよ。
具体的に言うと…
ノック。
まあ、
手で転がす場合もそうですが選手に何球も捕らせますよね。
でも、
単純なゴロですからなかなかエラーしてくれません。
すると左右に打球を振り始めたりします。
場合によってはライナーやフライまで。
で、
最後には何の練習をしてたのか分からない練習になっている。
こんな流れ、見たことありませんか?
淡々と続けられないんですよ。
単純な打球を淡々と。
残念ながら指導者が先に飽きてしまうわけです。
それでは上手くなりませんよ。
根気よく…
根気よく…
根気よく…
淡々と…
淡々と…
淡々と…
せっかく守備をうまくするための練習をしてるんですから、ひたすらボールを捕らせ続けるわけです。
エラーさせてやろうなんて間違っても思ってはいけません。
我慢です。
野球選手を育てる指導者には我慢が必要なのです。
そうするとやっと選手が何かを感じ始めます。
頭で野球をしなくなります。
体が反応するようになるのです。
もう何も考えなくてもボールが捕れる。
そういう状況になり始めます。
野球選手の守備というのは、そうなってこそなのです。
そこで良い動画を紹介しましょう。
石井啄郎コーチが堂林選手と菊池選手に守備の指導している動画です。
もう、さすがの一言です。
さすがの指導。
やっぱり野球を分かっている指導者というのは違いますね。
淡々と…
淡々と…
淡々と…
守備が上手くなるように同じような打球を打ち続けます。
しかも、おそらくタイムも計っています。
約10分間、同じような打球を捕り続けるのです。
プロ野球選手がですよ。
ところで、
野球少年たちは10分間も同じような打球を捕り続けているでしょうか?
おかしな話です。
なぜ、プロ野球選手が基礎の基礎を淡々とやり続け、野球少年たちは捕れもしない左右の打球を追い続ける練習ばかりするのでしょう?
まあ、
左右の打球を捕る必要ないとは言いません。
でも、
なぜ守備練習の時に淡々と打球を捕らせ続けないのか?
僕にはよく分かりません。
そう考えると選手の守備が上手くならないのは野球少年たちの責任でしょうか?
いや、違います。
野球を教えている指導者の責任です。
指導者が我慢できないのです。
それで名手が生まれたら不思議です。
しかし、そういう守備練習がまかり通っている。
それが現実です。
ぜひ、この守備練習を見てください。
淡々と続きます。
これが守備練習の基本だと思います。
ですから、ぜひ参考にして下さい。
そして、
飽きない指導者になって欲しいと思います。
では、また。
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