コーチング

今、野球人に読んで欲しい一冊。

こんにちは。
ベースボールバイブルの東です。

実は昨年の1月ぐらいからゴルフがどれぐらい上手くなるかチャレンジしてみたんですね。

というのも一昨年の12月のゴルフで120打ぐらい叩いてしまって一緒に回った人たちに迷惑をかけたからなんですが…

それだけじゃなくて上達する過程を自分の体で経験するのは指導の役に立つと思ったんです。

ただ、毎日のように練習する時間はありませんので練習は月に1、2回。

練習場では打っても100球ぐらい。

それで1年後にどれくらい上手くなれるか、やってみることにしました。

で、先に結果を言ってしまうと1年後のスコアは88。

IMG_5978

だから約1年で30打ぐらいスコアを縮められたわけですね。

ゴルフをやってる人に聞くと100を切るのには結構な壁があって、90を切るのはそれなりに大変なことだそうです。

で、この1年どういう考え方でゴルフをしたのかという話なんですが…

実は、この本を参考にしたんです。

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僕はこの本が大好きで、より深く知りたいので何回も何回も読むようにしています。

そして、この本を野球を指導する時の参考にもしています。

実はこの本はドイツ人哲学者であるオイゲン・ヘリゲルという方が戦前に書いた本なんですが…

そのヘリゲル氏が関心のあった『禅』を知るために『弓道』を習うというお話です。

で、この本には面白いことがたくさん書かれているんですよ。

例えば…

師範となる阿波研造氏がはじめてヘリゲル氏の前で弓を射たあとにこんなことを言うんです。

「あなた方も同じようにして下さい。しかしその際、弓を射ることは、筋肉を強めるためのものではないということに注意して下さい。弓の弦を引っ張るのに全身の力を働かせてはなりません。そうではなくて両手だけにその仕事をまかせ、他方腕と肩の筋肉はどこまでも力を抜いて、まるで関わりのないようにじっと見ているのだということを学ばねばなりません。これができて初めてあなた方は、引き絞って射ることが“精神的に”なるための条件のひとつを満たすことになるのです。」

意味が分からないでしょ?

分からなくていいんです^^;

それから、こんな話もあります。

ヘリゲル氏が「私は力を抜いたままでいるように誠心誠意苦心しているのです」と言うと阿波氏はこんなことを言うんです。

「まさしくそのことがいけないのです。あなたがそのために骨折ったり、それについて考えたりすることが。一切を忘れてもっぱら呼吸に集中しなさい。ちょうどほかには何一つなすべきことがないかのように」

それからそれからここなんかは大好きなんですが…

弓を射るための呼吸法をやっとの思いで身につけたヘリゲル氏が同僚の方にこんなことを聞くんですね。

「師範は何ゆえ、私が弓を“精神的に”引こうと無駄な骨折りをしていたのを、あんな長い間じっと見ていたのか。すなわちなにゆえ彼は、稽古始めから早速正しい呼吸法に向かって突き進ませなかったのか?」

すると同僚の方はこう言うんですね。

「偉大な達人は同時に偉大な教師でなければなりません。我々の考えではこの両者が一心同体であることは全く分かりきったことなのです。もし師範が呼吸の練習でもって稽古を始めたとすれば、あなたが決定的なものを獲た呼吸法のお陰であるということを、彼は決してあなたに確信せしめ得なかったでしょう。あなたはまず第一にあなた自身の工夫でもって難破の苦汁をなめねばならなかったのです。師範があなたに向かって投げ与える救命の浮環(ブイ)を摑む準備ができる前に。うそではありません。私は私自身の経験から、師範はあなたやその他の弟子達の誰をも、我々が自分自身を知るのよりずっとよく知っているということが分かっているのです。彼は弟子の魂の中を、彼らがそうだと思い込んでいる以上によく読みとっているのです。」

めちゃくちゃ簡単に言うと…

極意はすぐに教えてはいけないということではないでしょうか。

まずは自分でやってみて何かを感じないといけない。

こう言われているように思います。

これ、野球の指導でも使えますよね?

まあ、これ以上紹介すると長くなるのでどうしようかと思ったら…

あの武田鉄矢さんがこの本を丁寧に紹介してくれているものがありました。

非常に分かりやすく紹介してくださっていますので、ぜひ聞いてみて欲しいと思います。

この本はアホらしくてバッサリ切られるか、「ハッ!」とさせてくれるかのどちらかでしょうけど…

まあ、我慢して聞いてくみてださい。

toku
shun

 

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