こんにちは。
ベースボールバイブルの東です。
こういう記事を見ると少し残念な気持ちになるんですよね…
↓↓↓
オコエに酷評の嵐 池山コーチ「1軍クラスの投手相手では難しい」(スポニチアネックス)
記事によると池山チーフコーチがこんなことを言ったそうなんです。
池山チーフコーチは「みんな自主トレをしっかりやってきてくれたので、良かった。目立ってなかったのはオコエぐらい。緩いボールは打てても、(現状では)1軍クラスの投手相手では厳しい」と手厳しかった。
もちろん池山コーチ自身は素晴らしい野球選手でしたし、持っておられる野球理論も知識と経験を兼ね揃えた高いレベルのものだと思います。
思うんですけど…
オコエ選手も自分なりに考えて必死になって自分のバッティングフォームを作ってきたと思うんですよね。
あっ、オコエ選手のバッティングフォームがかなり変わったのをご存知でしょうか?
ご存知ない方のためにちょうど良い動画がありましたのでオコエ選手のバッティングフォームの変化を見てみてください。
このバッティングフォームの変化をあなたがどう感じたのかは分かりませんが…
個人的には良くなってると思うんですよね。
実際に秋に台湾で行われたアジアウインターリーグでは8試合で27打数8安打(打率.296)。
出塁率が.412で長打率が.519ですからOPSは.931です。
今だから正直に言いますが…
僕、高校時代の彼のバッティングを見て「絶対にプロでは打てないだろうな」って思ってたんですよ。
だから壁に当たって彼がどう変化していくのかすごく楽しみにしてたんです。
で、実際にプロ野球の分厚い壁に当たった彼が出した答えに正直、感心してたんですよね。
そしてアジアウインターリーグでも結果を残した。
けれども…
「1軍クラスの投手相手では厳しい」と。
なんか、ちょっと悲しいですね。
個人的にはまだ19歳なんだから1軍クラスのピッチャーと対戦してから気づかせてあげてもいいんじゃないかなと思ってしまうんですよね。
だって、まだ体験したこともないのに「そのバッティングフォームでは厳しい!」って言われるのが野球選手にとっては最も辛いことじゃないですか。
実際、このバッティングフォームではまだ1軍クラスのピッチャーと対戦したことはないはずですからね。
でも、こういうことって野球界では頻繁にあることですよね?
何もプロ野球界だけじゃなくて…
社会人野球でも、大学野球でも、高校野球でも、中学野球でも、それこそ小学生の野球でも…
「そのバッティングフォームでは厳しいよ」って、よく聞きます。
それなら「厳しい」って言う前にその厳しいと思われるレベルのピッチャーを経験させてあげて欲しいんですが、そういうことはせず…
自分の眼力だけで「そのバッティングフォームでは厳しい」と。
まあ、もちろんその眼力は正しかったりしますけど、野球選手ってこれで納得するんですかね?
自分の経験を積み重ねて出来てきたバッティングフォームを尊重してくれないなんて…
辛いと思うんですけどね。
でも、野球界にある1つの不思議なんですけど…
悩んでない選手にバッティングを教える。
面白い世界だなと思います。
今回のオコエ選手の場合だとまだ体験していないのに悩み始めるという不思議な現象が起こるような気がしますが…
どうなるんでしょうか。
まあ、僕がとやかくいう話でもありませんよね。
勝手に口出ししてしまい申し訳ありませんでした。
どうかお許しください。
では、また。
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