バッティング

【新しい打撃指標】バレルとは?

こんにちは。
ベースボールバイブルの東です。

先日、ワールドスポーツMLBでフライボールレボリューション(フライボール革命)が取り上げられてたんですが、その内容が参考になりそうだったので紹介させていただきます。

実は今年のメジャーリーグベースボール(MLB)ではシーズン最多本塁打を更新するスピードでホームランが出ています。実際に6月のホームラン数は1101本で2000年5月に記録した月間ホームラン数1069本を大きく上回る月間ホームラン記録が生まれました。このペースで行けば1シーズンのホームラン数は6126本になり2000年の5693本を大きく上回ると言われています。

で、その要因の一つがフライボール革命だというわけですね。

実は数年前にMLBではスタットキャストというテクノロジーを導入したんですが、そのスタットキャストで多くの打球速度と角度の組み合わせを分析しているとバッターが好成績を残しているスイートスポットが見つかったと言います。そのスイートスポットをMLB公式アナリストは『バレルゾーン』と名付けたそうです。では、そのバレルゾーンというのはどこかというと、ここです。

時速158キロ以上・角度が30度前後の打球は8割を超える確率でヒットになり、その多くがホームランになっているんだとか…。中でも驚異的な数字を残しているのがこの選手です。

先日のホームランダービーで優勝したアーロン・ジャッジ選手ですね。彼はすでにヤンキースの新人記録を塗り替え今シーズン30本のホームランを打っているんですが、そのバレル数はMLBでもぶっちぎりの49本だそうです。そして30本のホームランのうち29本がバレルゾーンを通過したといいます。

そんなバレルの申し子であるアーロン・ジャッジ選手ですが、彼がどんな意識でバッティングをしているのかというと、こんな意識なんですって。

『7時の位置でバットが当たるようにスイングしている』

で、これを聞いた時に僕の頭にふと浮かんだのがマイク・トラウト選手のスイングです。実はZEPPというスイングを解析してくれるセンサーでトラウト選手のスイングを解析するとこんなスイングなんですよ。

ここではホームラン・反対方向・ライナーの3つのスイングを用意したんですが、こうやってみるとライナースイングの時は多少角度はゆるくなりますがアーロン・ジャッジ選手と同じように7時の位置で打っているのがわかります。ところが実際に日本の野球少年がスイングしてみると…

フラットなスイングをしています。まあ、もちろん身長の関係もあるとは思いますがスイングの角度に対する考え方は全く違うことがわかりますよね。

まあ、ちょっと話は逸れましたが…

実際にこのフライボール革命にチームで取り組んでいるのが今シーズン絶好調のヒューストン・アストロズだと言われています。そのアストロズで活躍するブレグマン選手が面白いことを言ってるんですね。

アメリカでもゴロを打てって言われるのかってちょっと意外だったんですがアストロズではフライを打てと指導されるそうです。その結果、今シーズンは8本のホームランを打っています。そしてアストロズのルーナウGMは…

打撃練習で必死に打球角度の修正をしているんですって。まあ、一つの考え方としては参考になるのではないでしょうか。

では、また。

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